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【受験対策、学校情報の総まとめ】西町インターナショナルスクール

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本記事では、西町インターナショナルスクール(NIS)の校風、学費、スクールバス等の情報、合格に向けた面接と受験対策の情報をまとめてあります。

 

私立学校や国立学校と比べ、インターの情報はとても少ないです。そもそも私立、国立、公立校と比べて、増えていると言ってもスクールの数、生徒数が圧倒的に少ないので仕方が無い部分はあります。

そのような方の参考になればと、日本人目線で日本人のご家族の為に、伝統ある西町インターの情報とG1クラスの受験対策をお伝えします。合格に向けて出来るだけの対策をしましょう。

 

 基本概要

・設立:1949年
・対象:5~14歳(幼、小、中)
・学生数:約460名
・カリキュラム:WASC,CIS
・場所:東京都港区元麻布2-14-7
・通学:麻布十番駅から徒歩9分、広尾駅から徒歩13分
・スクールバス:無し
(多くの学生が徒歩、または公共交通機関を利用し、学校には駐車場が無い。また学校から徒歩30分圏内に住んでいる方が多い)
・部活動:フラダンス、生け花、コンピュータ、茶道、習字、テニス、合気道、フェンシング、サッカー、バレーボール等
・HP:https://www.nishimachi.ac.jp/

 主な特色

・1949年設立の伝統ある名門校
・海外有名大学への進学実績もある日本では数少ない進学校
・毎日、日本語の授業もあり、日本語と日本文化を学ぶ事も出来る
・一クラスあたりの生徒数は最大20名
・先生と生徒の比率は1:7
・生徒数は決して多くないが、学生も先生も国際色豊かな学校
・図書館にある本は1万7千冊。
・6つの建物。松方家、牛場記念体育館・講堂、幼稚園、小学校1〜2年生、高等小・中学校3〜9年生、やしろメディアセンター。
・すべての生徒がデジタルデバイスと安定した共有デバイスにアクセスできる「コネクテッドラーニング」が可能。
・G5を終えた学生の進路は、約63%が日本の国際高校、7%が日本の高校、30%は海外の学校。
・大学進学実績としては、ハーバード大学やオックスフォード大学、東大、京大、慶應義塾、早稲田大学等、国内外の多くの有名校である。
・法的に学校財団(学校法人)として認められている為、日本の義務教育を受けた扱いになる。日本国籍の場合、日本の義務教育扱いになるかどうかは、日本の大学受験資格を得られるかどうかに関わってくるため非常に重要な事となります。下の記事を参考にして下さい。

 合せて読みたい 日本人にとってインターナショナルスクールはゴールの決め方が選び方になる

 

 面接にも使えるキーワード

・英語と日本語の両方での言語学習
・西町での日本語教育の目標は、日本文化をしっかりと理解しながら、各生徒が日本語でコミュニケーションできるようにすること。つまり、読む、書く、聞く、話すこと。
(バイリンガルでは無く、英語をベースとしているが、日本語と日本文化にもかなり力を入れている学校です。また日本の義務教育扱いではありますが、文部科学省のカリキュラムに沿って学習が進められるわけではありません。)
・設立から70年以上の伝統
・知的、創造的、個人的、社会的、および身体的能力を発達させる学習経験を通じて、バランスの取れた個人を育成する。
・知識を持ち、気遣い、行動を起こし、他者に価値をもたらし、世界にプラスの影響を与える学習者とリーダーを育成する。
・第二言語を学ぶことは、言語スキルだけでなく、国際的な視点と理解を育み、学生に単一の文化を超えて成長する機会を与える。
・教室や共同カリキュラムでの活動は、個人の才能や違いに対する感受性と尊重を育むべきである。
・すべての学生が個人としてもグループの一員としても機能することを学ぶ必要がある。
・究極の目標は、すべての西町の学生が世界社会で調和して生き、貢献することを学ぶこと。

 学費

・願書申込み費用:25,000円(返金付加)
・登録費:300,000円(1回限り、返金不可)
・学費:2,440,000円
・開発基金:750,000円(1回限り、返金不可)
・ビルメンテナンス:400,000円(毎年、返金不可)

 

他校との学費比較は下の関連記事をご参照下さい。
東京インターは、インターナショナルスクールの中でも若干学費が高いと言えそうです。

 他校との学費比較 都内名門セントメリーズ、東京インター、西町インターナショナルスクールの学費等コスト比較
学費の安いホライゾンジャパン、品川インター、カナディアンインターナショナルスクールのコスト比較
横浜インター(YIS)、サンモールインター、ホライゾンジャパンインターの学費等コスト比較


 

 受験対策

 面接

特にご両親側の対策としては、上に記載した”キーワード”を用いて、志望動機を伝えたりすれば問題無いです。

下記記事の想定質問を答えられるようにしておけば問題無いはずです。
子供の明るさと、家族の絆をアピールする事は忘れないで下さい。

 面接対策 小学校受験・面接対策1 想定質問集
小学校受験・面接対策2 想定回答集(子供偏)
小学校受験・面接対策3 想定回答集(両親偏)

 

子供側の対策はオンラインの場合を想定した事が別途必要です。仮にキンダーに通っていたとしても、出来ればオンラインでの英会話スクールにも慣れておくのがベターです。このご時世ですから対面では無くオンラインの可能性があります。

対面では普通にコミュニケーション出来ても、オンラインだと時に子供にとっては環境の違いについていけない可能性があります。対面より聞き取れ難いですし、集中もし難いです。毎日やる必要はありませんが、特に直前は多めにやるようにした方が得策です。

オンラインの英会話スクールは沢山ありますが、おすすめは下記2つです。とりあえず無料コースから始めてはどうでしょう。遅くとも3ヵ月前には始めたいですね。それとオンライン英会話スクールは必ず2つ以上を試してみる事をおすすめします。スクールにより、また先生によりフィーリングが合う合わないとかもある為です。なお、我が家では6つのスクールを試し、バランスを考えて1つに絞らずに下リンクの2つのスクールに決めて、同時(一つを週に1~2回、もう一つも週に1~2回、合計で週に2~4回やっています)にやっています。

 マップテスト

これには少しテクニックが必要となるので事前準備が必須とです。 

例えば、1+1=2と分かっていても、iPad等でどんな風に質問され、どんな風に答えるか、また分からない時はどう次に進むか等、こればっかりは練習しないと出来ません。

おすすめはIXLです。正直これ一択です。色々と英語の算数や文章問題をやるアプリは世の中に沢山ありますが、断然このIXLがおすすめです。受験時だけでなく、入学後にもきっと役に立つはずです。

マップテストは特にアメリカで一般的に学校でも使われるテストですが、マップテストが学校であるご家庭では、その対策として3~5人に一人が使っているというとてもメジャーなアプリです。無料でもトライ出来るので試してみて下さい。下のIXLのリンクは広告ではありません。

 まとめ

西町インター程、日本語と日本文化を学べるインターナショナルスクールは無いかもしれません。全グレードの全生徒が毎日一時間程の日本語授業があり、さらに補修等でも日本語や日本文化を学べ、課外活動でも日本文化に触れる事が出来ます。
インターナショナルスクールに通わせる日本人の方に取って、一つの懸念である日本人なのに日本語と日本文化が弱くなるという事については、西町インターのようなこの懸念を補えるようなカリキュラムがあるスクールは他に無いです。

スクールバスが無く、車で送るにしても駐車場も無い為、多くの学生が徒歩または公共交通機関を利用されており、通学については注意が必要ですね。学校の近くに引越しを考えるにしても元麻布の物件は非常に高い為、物件探しも苦労すると思います。

学生数が多くなく、学校の敷地も広いわけでは無い。でも家族と学校、また卒業生のコミュニティがあったりと、国際色豊かであるのに非常にアットホームな印象が持てるスクールです。

国内外への有名大学への進学が期待出来る程、学力が高い生徒が多く、カリキュラムにも期待が出来ます。

受験に辺り、概要と特色は頭に入れておいて下さい。
面接対策としては、キーワードを用いた回答出来るようにご準備を。
質問は過去記事のリンクを想定していればまず問題ない。
オンラインを想定して、子供にはオンラインの英会話を最低3ヵ月程練習した方が良い。
マップテストはIXLでの練習が最適です。

 備考

私自身が3歳の時から子供に英語教育をさせていますが、そこにはリスクがある事も十分理解えおります。幼児英語教育、母国語が身に付く前の英語教育へのリスクについては、過去記事をご確認下さい。

 早期英語教育のリスク 子供の早期英語教育のリスク1
子供の早期英語教育のリスク2
子供の早期英語教育のリスク3

 

本記事は都内のインターである西町インターナショナルスクール(Nishimachi international school)についての受験対策・学校情報のまとめでした。

 

以上です。