水が入ってしまったスピードマスター(スピマス)が3週間でオーバーホールを終えて無事に帰ってきました。良かった、良かった。自己満足。
日本に居ないとイレギュラーがあった時はホント不安になります。体調が悪い時、怪我した時、車で接触事故、貴重品を紛失した時(今海外駐在8年目ですが、うっかいミスで財布を落とした事が一度、また一度スリに合い、三度のスリ未遂にあってます)に苦労します・・・
今回は時計でした。でも、メジャーな時計で良かった。オメガなら世界中で専門ショップがある気がします。スイス送りは高いし、時間かかるしで嫌だったので、地元に公認時計士さんが居てくれて良かったです。
価格はフルオーバーホールで約330ユーロ。まぁ普通の価格と思います。実際に実施したのは一般的な事だけです。ダメージがあった部品の交換、全パッキンの交換、シール圧検査、精度測定です。ケースとバンドのポリッシュは価格に含まれているそうでしたが、もちろん無しでお願いしました。
ケースとバンドの磨きは、エッジが丸くなってしまうので絶対にやらないようにしています、傷は勲章と思っているので。綺麗さよりも、オリジナルの形状を重視しました。
15年間、ノーメンテでよく頑張ってくれました。3~4年毎にオーバーホールをするのが一般的かもしれませんが、私は調子が悪くなったらオーバーホールをやる派です。アンティークならともかく、メジャーな時計なら部品は沢山出回っているので、修理出来なくなるなんて事はありえないと思っています。
例えもっと高価なブランドでも、コスパを考えたら3~4年に3万も4万もかけるべきなのかな?と思います。特に高価な時計を持っている人ってだいたい一本二本じゃなくて、10本、20本とかそういう感じだと思うので。
でも、15年も経っているのに水道水でジャブジャブやるのはさすがにダメでした。防水パッキンはそんなにもたないって事ですね。
文字盤を上にして簡易計測した日差(時計精度)について
・新品購入直後(15年前)の日差は+約12秒
・水入り直前(15年後)の日差は+約30秒(帯磁してたかも)
・オーバーホール後の日差はこれから確認してこの記事に後でコッソリ追記します。
・オーバーホール後の日差は約-5秒(2/9測定値)
・ 〃 約-4秒(2/10測定値)
・ 〃 約-3秒(2/11測定値)
・ 〃 約-5秒(2/12測定値)
あぁ~でもとりあえず手元に戻ってきて良かった!
スピードマスターのレビュー記事はこちらからどうぞ。
ではでは。