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子供の早期英語教育のリスク3

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子供の早期英語教育のリスク、第三回目です。

 

専門家の間では、外国語の学習は思考の言語としての学習言語力が母国語によって確立されてからの方が効率がよいと言われているそうです。

 

ある英文学者は、その事を端的に示すものとして、カナダで言語圏をまたいで移住した子供たちの事例をあげています。

 

カナダには英語圏とフランス語圏があり、英語圏からフランス語圏に小学校低学年で移住した子は、フランス語圏に小学校低学年で移住した子は、フランス語を母国語とする友達としゃべりだすのが早いものの、教室で使うフランス語はいい加減で、レポートを書くのが苦手な傾向がみられるそうです。

 

それに対して、小学校高学年で移住した子は、フランス語を母国語とする子供達と友達になるのは何カ月もかかるものの、まもなく教室の学習には不自由なくフランス語を使えるようになる傾向があるそうです。

 

これは一例では無く、同様の傾向が他でも見られるそうです。

 

つまり、、、

 

読み書き能力をしっかり身に付けてから移住した子供は、しばらくすると現地の子供たち並みの読み書き能力を身に付ける事が出来るのに対して、日本語の読み書きが不自由なうちにカナダに移住した子供は発音はすぐに習得するものの、現地語の読み書き能力はなかなかみにつかないみたいです。

 

そうです。

子供の第二言語能力は第一言語能力によって決まってくるという理論を打ち出しているのです。

 

なぜ、専門家の方達はこのように訴えているのに、我々一般人には中々話が入ってこないのでしょうか??

 

なぜ、英会話重視方向に教育政策がされていくのでしょうか???

 

なぜ?

 

そこには色々な利権が絡んでくるのでしょう。

 

子供をターゲットとした利益第一主義の子供ビジネスかもしれません。

 

皆さんはどう思いますか?

 

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