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日本のインターナショナルスクールから海外大学への進学は有利なのか?

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日本の大学から海外の有名、名門、難関大学への進学熱が高くなっており、実際に進学率も伸びているそうです。

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海外有名・名門大学への進学熱が増加

 

海外への進学となると、英語力の面でも、それまでの教育カリキュラムの面でも、そして海外大学への受験権利も得やすいインターナショナルスクールに分があるように感じますが、実際にはそうではないようです。

日本の中で名門と呼ばれるインターはいくつかありますが、その中でもトップと評判が高いインターは下記になります(各学校の進学先、複数サイトの評判等を参考に選出しました)。

 

KIST(ケイ・インターナショナルスクール東京)
2021年のIB(国際バカロレア)ランキングで世界第7位で日本トップです。
引用:IB-Schools - Global Top IB Schools

 

ASIJ(The American School in Japan
アメリカ式教育が受けられ、名門大学への進学実績もトップレベルです。

 

SMIS(セント・メリーズ・インターナショナルスクール)
カトリック系男子校で、生徒数も多く、設備や教育分野が豊富です。

 

NIS(西町インターナショナルスクール)
日本語や日本文化も学べる特色あるスクールです。

 

SIS(清泉インターナショナル学園)
モンテッソーリ教育も取り入れているカトリック系女子校です。

 

他にも、聖心、アオバ、ブリティッシィ、東京インター、横浜、カナディアン、グローバルインディアン等ありますね。

 

2021年6月に、BCG (BOSTON CONSULTING GROUP)が金融庁へ報告した内容によると、上記5校は下表の通り海外の名門校への進学実績がありますが、その他インターは非常に限定的な結果となっているそうです。

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引用:https://www.fsa.go.jp/common/about/research/20210831_2/20210831.pdf

 

海外大学を最終学歴とする目標を持つ場合、インターならどこでもという訳にはならず、海外大学への進学率が伸びている広尾学園を始め、東京都立国際高、渋谷教育学園、開成高といった純日本の高校も視野に入れるべきかもしれません。

とは言っても、大学に入る前から国際色豊かで多様性がある環境は純日本の高校では中々得られない経験かもしれませんし、やはりメリットもデメリットもあると思います。それらは下の記事を参考にして下さい。

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後悔しない為にもインターナショナルスクールのリスクを理解し、都内名門スクールの校風や学費を知ろう

 

何を目標目的とするか、その為に優先順位をどうつけるか、非常に悩みますよね。正解は無いはずなので、自分達家族と子供にあった進路を見つけたいですね。

 

ではでは。