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子供の早期英語教育のリスク2

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昨日も子供の早期英語学習のリスクについて記事にしましたが、本日もです。

私がもっとも気にしていて、心配しているリスクです。

 

国内外の英語の専門家はこぞって英語の早期教育に反対しているようです。

でも、あまり日本では表立って議論が進んでいるように見えません。

 

呼び名は色々あるようですが、言語には下記二つに大別できるそうです。

1.コミュニケーション言語/一次言語/遊び場言語

2.学習言語/二次言語/教室言語

 

これら言語の区別には、共通する基準があるそうです。

1.日常生活の具体的な場面における会話で用いる言語

2.教室で授業を受けるときなどのように抽象的思考や議論をする時に用いる言語

 

日本語を何不自由なく話せても、勉強が出来なかったり、知的活動が苦手な日本人は沢山いますよね。

そう大切なのは2の学習言語能力を磨くことなのです。

 

それを疎かにすると、友達とおしゃべり出来ても、ものごとを深く考える事が出来なくなってしまうのです。

 

つまり、バイリンガルではなく、セミリンガル(これは良く聞きますね)になるリスクがあります。

日本語も英語もコミュニケーションの道具にはなるけど、思考の道具にはならないリスクがあるという事でもあります。

 

下手くそなりもに、普段英語で仕事をしていますが、やっぱり深く考える時には英語は使わず、日本語で頭の中で考え事をします。

これが出来なくなるリスク。

 

とっても心配です。

 

さぁ、どうします? 英語教育止めますか?