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【受験対策、学校情報の総まとめ】東京インターナショナルスクール (TIS)

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本記事では、東京インターナショナルスクール(TIS,TokyoIS)の校風、学費、スクールバス等の情報、合格に向けた面接と受験対策の情報をまとめてあります。

 

私立学校や国立学校と比べ、インターの情報はとても少ないです。そもそも私立、国立、公立校と比べて、増えていると言ってもスクールの数、生徒数が圧倒的に少ないので仕方が無い部分はあります。

そのような方の参考になればと、日本人目線で日本人のご家族の為に、東京インターの情報とG1クラスの受験対策をお伝えします。合格に向けて出来るだけの対策をしましょう。

 

 基本概要

・設立:1994年(プリスクールから設立)
・対象:5~14歳(幼、小、中)(2022年幼稚園が無くなり、2022と23年に高校が設立される計画有り)
・学生数:約362名
・カリキュラム:IB (PYP >> MYP)
・場所:東京都港区南麻布2-13-6
・通学:白金高輪駅から徒歩5分
・スクールバス:有り(40%の生徒が利用)
・部活動:サッカー、ネットボール、クロスカントリー、バレーボール、バスケットボール
・HP:https://tokyois.com/

 主な特色

・Kinderは2022年になくなるが、G9が2022、G10が2023年に設定される。
・生徒数は決して多くないが、学生も先生も国際色豊かな学校
・約63ヶ国の生徒(アメリカ、日本、オーストラリア、韓国、スウェーデン、イギリス、オランダ、インド、カナダ、イタリア、中国、フランス、スイス、その他)
・約13ヵ国にも及ぶ優秀な先生 (アメリカ、オーストラリア、日本、ニュージーランド、イギリス、カナダ、デンマーク、フランス、インド、ベルギー、フィリピン、ポーランド、スペイン)
・国際バカロレア認定校 (G5まではPYP、G6以降はMYP)
・卒業後は約25%が海外へ、約24%が横浜インターナショナルスクールへ、約14%がアメリカンインターナショナルスクール(東京)へ進学するが、2023年以降に設定されるG10により、今後大きく変わってくると思われる。
・日本語プログラム有り (例. G1で週に3回、一時間の日本語授業有り)
・MAPテストが採用されている

 面接にも使えるキーワード

・多様性、オープンマインド、多言語、国際的
・積極的で思いやりのある生涯学習者になり、他社の違いを受け入れる
・文化や政治的境界を超えた大きなアイデア、スキル、戦略について学ぶ
・学生は多言語および多文化のリソースにアクセスできる
・2023年以降はG10が設定
・国際色豊か
・IB認定校
・探究、志向性、エンパワーメント、フィードバック (Inquiry, intentionality, empowerment and effective feedback)。この4つが学習と教育のキーとして考えられている
・志向性:教えることには意図、目的がある。個別学習目標では意図が明確にされているため、個人毎に挑戦できる。生徒は自分の学習を自己調整もできる。
・エンパワーメント:学生は自主的に学習できるように教えられています。教師は、生徒の考え、意見、質問、決定を学習プロセスに取り入れます。
・探究:教師は生徒の好奇心、創造性、共感、批判的思考を育みます。生徒は、さまざまな観点から質問、課題、問題に取り組みます。
・フィードバック:教師は生徒に個別のフィードバックを提供します。生徒は、チェックリスト、チャート、ルーブリックなどのツールを使用して、自己反省を促し、生徒が自分の次のステップを決定できるようにします。
・読み書きプロジェクト:Columbia Teachers College(ニューヨーク)によってReading&Writing Project(TCRWP)スクールの1つとして認められている数少ないインターナショナルスクールの1つです。TCRWPは、世界で最も権威のある厳格な識字プログラムの1つです。「プロジェクトスクール」として、毎年TISで大学のスタッフ開発者を受け入れ、5日間にわたって教員を指導および指導している。

 学費

・願書申込み費用:20,000円(返金付加)
・登録費:300,000円(1回限り、返金不可)
・学費:2,580,000円
・開発基金:600,000円(1回限り、返金不可)
・ビルメンテナンス:100,000円(毎年、返金不可)
・スクールバス:200,000円(片道(午前または午後)
・スクールバス:340,000円

 

他校との学費比較は下の関連記事をご参照下さい。
東京インターは、インターナショナルスクールの中でも若干学費が高いと言えそうです。

 他校との学費比較 都内名門セントメリーズ、東京インター、西町インターナショナルスクールの学費等コスト比較
学費の安いホライゾンジャパン、品川インター、カナディアンインターナショナルスクールのコスト比較
横浜インター(YIS)、サンモールインター、ホライゾンジャパンインターの学費等コスト比較


 

 受験対策

 面接

特にご両親側の対策としては、上に記載した”キーワード”を用いて、志望動機を伝えたりすれば問題無いです。

下記記事の想定質問を答えられるようにしておけば問題無いはずです。
子供の明るさと、家族の絆をアピールする事は忘れないで下さい。

 面接対策 小学校受験・面接対策1 想定質問集
小学校受験・面接対策2 想定回答集(子供偏)
小学校受験・面接対策3 想定回答集(両親偏)

 

子供側の対策はオンラインの場合を想定した事が別途必要です。仮にキンダーに通っていたとしても、出来ればオンラインでの英会話スクールにも慣れておくのがベターです。このご時世ですから対面では無くオンラインの可能性があります。

対面では普通にコミュニケーション出来ても、オンラインだと時に子供にとっては環境の違いについていけない可能性があります。対面より聞き取れ難いですし、集中もし難いです。毎日やる必要はありませんが、特に直前は多めにやるようにした方が得策です。

オンラインの英会話スクールは沢山ありますが、おすすめは下記2つです。とりあえず無料コースから始めてはどうでしょう。遅くとも3ヵ月前には始めたいですね。それとオンライン英会話スクールは必ず2つ以上を試してみる事をおすすめします。スクールにより、また先生によりフィーリングが合う合わないとかもある為です。なお、我が家では6つのスクールを試し、バランスを考えて1つに絞らずに下リンクの2つのスクールに決めて、同時(一つを週に1~2回、もう一つも週に1~2回、合計で週に2~4回やっています)にやっています。

 マップテスト

これには少しテクニックが必要となるので事前準備が必須とです。 

例えば、1+1=2と分かっていても、iPad等でどんな風に質問され、どんな風に答えるか、また分からない時はどう次に進むか等、こればっかりは練習しないと出来ません。

おすすめはIXLです。正直これ一択です。色々と英語の算数や文章問題をやるアプリは世の中に沢山ありますが、断然このIXLがおすすめです。受験時だけでなく、入学後にもきっと役に立つはずです。

マップテストは特にアメリカで一般的に学校でも使われるテストですが、マップテストが学校であるご家庭では、その対策として3~5人に一人が使っているというとてもメジャーなアプリです。無料でもトライ出来るので試してみて下さい。下のIXLのリンクは広告ではありません。

 まとめ

学生の約7割が港区、ついで 渋谷、品川、目黒区にも多く住んでいます。また、新宿、世田谷、太田、中央、文京区からも通学している学生もいます。スクールバスが多く、駅からも近い為、港区に住むのは必須とはならないと思います。

G9が2022、G10が2023年に設定され、勢いを感じる。

IBの認定校になっており、IBを非常に重要視している。また、読み書きを補う為に別途読み書きプロジェクトがあるのが特色。

生徒数は決し多くないですが、非常に国際色豊かで、大使館が多くある場所がらもあるので多様性を身近に感じながら学べる環境がある。

受験に辺り、概要と特色は頭に入れておいて下さい。
面接対策としては、キーワードを用いた回答出来るようにご準備を。
質問は過去記事のリンクを想定していればまず問題ない。
オンラインを想定して、子供にはオンラインの英会話を最低3ヵ月程練習した方が良い。
マップテストはIXLでの練習が最適です。

 備考

私自身が3歳の時から子供に英語教育をさせていますが、そこにはリスクがある事も十分理解えおります。幼児英語教育、母国語が身に付く前の英語教育へのリスクについては、過去記事をご確認下さい。

 早期英語教育のリスク 子供の早期英語教育のリスク1
子供の早期英語教育のリスク2
子供の早期英語教育のリスク3

 

本記事は都内のインターである東京インターナショナルスクール(Tokyo international school)についての受験対策・学校情報のまとめでした。

 

以上です。