MENU

海外有名・名門大学への進学熱が増加

f:id:Masouta:20220412224111j:plain

下の世界大学ランキングの記事の通り、日本の大学はトップ100の中にたった2校(東大が35位、京大が61位)しかはいっていません。

  合せて読みたい 

【最新2022年】世界大学ランキング、安倍内閣の目標「世界トップ100に10校ランクイン」は達成出来そうにない

 

とは言っても日本には優秀な学生が沢山おり、昨今では海外有名大学への進学熱が高まっているそうです。

 

かつて日本では、海外大学への進学はインターナショナルスクールが有利という話がありましたが、昨今では広尾学園を始め、東京都立国際高、渋谷教育学園、開成高といった純日本の高校からの受験志願者、合格者、進学者が増加傾向にあります。

 

優秀な学生であれば、上記のランキングも当然気になるところでしょう。ですが、ランキング自体よりも卒業後の海外進出を視野に入れている学生が多いのかもしれません。海外で働く事、また特に海外でビジネスを始めるには、英語が話せるだけでは通用しなく、英語圏の文化を理解した上での折衝能力が必要になってくると思います。そして、そういった事は現地で早目(学生時代から)に学ぶのが一番手っ取り早いのは容易に理解できます。

 

また、進学熱の増加の一つとして考えられるものの中に、IB(国際バカロレア認定)の認定を受けた純日本の学校が増えていることもあげられます。海外大学進学時の受験資格として最も汎用性があるIBですが、米国の約1600大学、英国の全大学、日本の全大学で入学資格を得られます。国公立小学校でも広がり始めていて、文部省は2022年度までにIB認定校と候補校を200校以上とする事を目標にしています。(朝日新聞HPより引用)
つまり、IB認定校の増加は、海外大学への可能性が増えた事になります。

代表的な国際教育機構 ・IB:International Baccalaureate®
・WASC:Accrediting Commission for Schools

・CIS:Council of International Schools

・ECIS:Educational Collaborative for International Schools

・ACSI:
Association of Christian Schools International

 

日本の教育カリキュラムと上記の国際的なカリキュラム、どちらが優れているかは私にはしっかりと判断できませんが、日本のスタイル「先生が生徒に一方的に教える」よりも、海外の「生徒同士が議論して解を探る」スタイルの方が将来役立つスキルが身に付くのではと思います。

 

なお、優秀な学生が海外に進出するのは結構な事だと思いますが、そのまま海外で就職・起業して海外で成功されても、その成功が日本に何も還元されない場合、日本の将来が非常に心配になります。

 

このような懸念の為にも、海外の優秀な学生さんに日本の大学へ来てもらう為の対策が必要だと思います。そう考えると当時の安倍首相の考えは正しかったと個人的には思います。まずかったのはやり方で、安倍首相の意思を引き継ぎやり方を改善してくれる事を願います。

 

ではでは。