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初っ端は本当に上手く行きませんでしたが、数週間後には前回の記事の通り、なんとか感触を掴みながらスタート出来た話をしました。
今回はその数か月後です。
4か月後くらいだったと記憶してます。
それは突然来ました。
少しずつ環境に慣れ、仕事も出来始めていると感じた時です。
ドイツ人上司が私に対して、凄い不満を言ってきたのです。
明らかに怒っています。
普段はそんなに感情を表に出さない人なんですが・・・
100%で無いにしろ、ある程度言っている事が分かり始めた時だったので、何に不満を持っているのか分かりました。
それは、私の”言い方”です。
メールも会話も全てについてです。
何か私が言った一言についてでは無く、普段の私の”言い方”でした。
これはこうのはず。
これはこうするべき。
これはこうしなきゃならない。
こんな事を頭の中で考えて、伝える時に私はいつもこう言っていました。
「You must...」「It sould...」
ドイツであっても、日本のように先輩が後輩に何か指示するというような事もありますが、議論大国のドイツです。議論を重ねて最適解を出していくという文化がある国です。
議論もせず、こんな一方的な言い回しされたら、そりゃ~腹も立ちますよね。
大反省です。
自分の英語が伝わっていると天狗になっていました。
その後、よっぽどの事が無い限り、MustもShouldも使わないように気を付ける事にしました。
英語は元々淡泊な表現が多いと思いますが、なるべく淡泊にならないように気を付けるようにもしました。
こうして少しづつ、英語や英会話というより、欧州人とのコミュニケーションについて考えるようになりました。
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